アホエンオイルの効果と作り方



アホエンとアリシンの密接な関係

 

ニンニクにはいろいろな栄養成分が含まれていますは、その代表がアリシンということです。これは、ニンニクを切ったりつぶしたりすると、分解酵素であるアリイナーゼがアリインという成分に作用し、更にはアリシンという強烈な臭いのある物質に変化するものです。

 

アリシンはニンニクを傷つけると生じる成分という特性なので、たくさんすりつぶす程に成分が発生します。ニンニクの持つ臭いの秘密はこのアリシンであり、これがさまざまな効力の源となっているのです。

 

アリシンは体内でビタミンB1と結合してアリチアミンになり、これがビタミンB1の吸収を促進し、エネルギーを効率よく消費させます。結果、新陳代謝が高まるので疲労物質をスムーズに体外に排出させるので、疲労回復に効果をもたらすことになります。

 

更にはアリシンには強い殺菌力や抗酸化力があるので、天然の抗生物質とも呼ばれています。ところがこのアリシンは非常に不安定な成分でもあり、体内に入ると他の物質に変化したりすることがあり、最近ではニンニクに含まれる他の成分も総合的に働いていると考えられるようになっています。

 

さて、ニンニクをすりつぶして50~80℃の低温食用油で熱すると、アリシンは変化してアホエンという栄養成分になります。アホエンはアリシンを中心とするニンニクの栄養成分特性を受け継いでおり、しかもアリシンよりも体内に入ってからの安定に優れていて長続きする特徴を持っています。

 

他にもニンニク独特の臭いが無いことや、胃を荒らすなどの副作用も起こりにくく、多くのメリットがあるのです。不思議なのですが、アホエンは生のニンニクには含まれておらず、あくまでニンニクに含まれているアリシンを低温の油脂の中で変化させないと生まれてこない成分です。